臼蓋形成不全とは

動き回るのが大好きで健康体な私ですが、両足ともに「臼蓋形成不全」という病(?)を持っています。股関節の臼蓋(きゅうがい)という部分が変形していて通常とは違うのです。
股関節と各部の名称
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命に関わる深刻な病ではありませんが、臼蓋が変形していることで足(股関節)に余計な負担がかかるらしく、筋肉痛のような症状がでていました。このままほっておくと関節の部分が負担に耐えきれずに徐々に磨り減り痛みもひどくなり、将来的には関節が壊れ歩行困難になる可能性がかなり高いそうです。そうならないために手術が必要ということになりました。
■いくらの病気遍歴
生まれつき股関節が外れている「先天性股関節脱臼」で生まれ、3歳のころはギブスをしていました。当時の記憶はぜんぜんありませんが、昔の写真を見たらギブス姿を確認できました。 それで完治したのかどうなのかは良く分かりませんが、学生時代はスポーツを活発にやっていました。中学ではバレーボール、高校では居合道(武道)、大学ではジャズダンス。バイクにも乗ったりスノボもしたり、運動や動き回るのが大好きでした。
以前からよく母親に「いくらは生まれつき股関節脱臼で、思春期ごろには手術の可能性があるんだよ」といわれていましたが、生活上なんの問題も不自由もなかったので病院にいくこともなく普通に過ごしてきました。
しかし今年(2004年)に入ってしばらく右の股関節の痛みが続くようになりました。長時間歩くと右股関節が引き攣れるような感じに痛み、足をかばうような歩き方になります。いままでも股関節が痛むことは度々ありましたが、ここまで長引くことはなかったのでさすがに少し心配になりました。
そして2004年の10月、27歳の秋に何十年ぶりかに病院に行きました。診断結果は「臼蓋形成不全で要手術」
長いこと放置してきた病気ですが、ここにきてやっと向かい合うこととなりました。これからおそらく長い闘病生活(と書くと大袈裟ですが)になります。この病気は手術すれば確実に直るものではないらしく、死ぬまでケアを必要とするようです。
社会に出て5年、平々凡々に過ごしてきた生活はずーと変わらず続くのかと思っていました。ある意味これは私にとっては新しい冒険です。
「これからどんなことになるんだろう・・・」
不安と同時にわくわくする気持ちが確かにあるいくらでした。
詳しくは「こかんせつ治療記」にまとめてあります。
こかんせつ治療記>>>

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