モノモノモノモノ

自宅で自分の荷物を片付けていて
あらためて思った。
なんでこんなモノがあるんだーー！
片付けても片付けても片付かない。
私にとってはモノを捨てるというのはなかなか難しい
例えば、もう履けなくなった古いジーパンでも
「この生地でバックや小物が作れるな」
と考えちゃう。で、捨てられない。
そうやってとっておいて実際に作ったのは過去に一度だけですが。。
旅行関係のモノもすごいくだらないのに捨てられない。
パリのマックのメニュー表とか、アメリカのホテル一覧表とか、買い物したレシート、美術館の入場チケット、メトロの切符、宿でもらったポストカード、美味しかったお菓子の箱･･･
とっておいてどうすんの？って思うけど、どうもしないのだけど、捨てられない。
大きいものでは、
使わなくなった家具や大学時代のデザイン作品、使わなくなったスキャナーやパソコン、学生時代に使っていた学習机や教科書。。。
象徴的なのが「アルバム」。歳とともに撮影する機会も枚数も増えて、デジカメになってさらに加速。いまや爆発状態。
当初はマメにアルバムを作っていたけど、最近はぜんぜん追いつきません。
最近は「デジタルデータとして持っているだけで十分なのでは」と思うようになってきました。プリントアウトしてとっておいても、私が死んじゃったらただのゴミ。。。
荷物でいっぱいのクローゼットをまじまじと見つめると
なんともいいえぬ気分になる。
これが人一人分のかかえる荷物か。。。
でも
一度手に入れたものはなかなか手放せないもので。
すべてに思いでもあるから
年を重ねるうちにどんどん増えてゆく「モノ」
気が付けば「モノ」にがんじがらめにされて動けなくなっている気もする
消費しきれていないのだ
どんなにとっておいても
「形あるものいつかなくなる」のにね
ほんとうに必要な最小限のモノだけでの生活
今、少しだけ体験してます。
テレビもない。パソコンもない。本もない。ベットもない。机もない。
あるのはオーディオ（ラジオ）と愛ウサギ。
でも
あっというまにモノが増える予感･･･