アラフォーデザイナー、転職という旅と内定

会社を辞めるとして転職するにしても、もう30代後半のオバちゃんです。
巷では「転職35歳限界説」など囁かれ、ましてやデザイナーになりたい若手は掃いて捨てるほどいます。雇うならオバちゃんより将来有望な若手を育てたほうがよっぽどコスパがいいでしょう。30代後半であればデザイン実務だけでなくマネージメントの経験もあるべきですがそれも私にはそれもありません。
あきらかに厳しい事が予想できます。
それに転職できればどこでもいいわけでもありません。私には明確な希望がありました。
ひとつはインハウスデザイナーであること。
もうひとつは、Web制作であること。紙からWebへの転身です。
でも大きな問題がありました。
残念ながら私にはWeb制作の"実務経験"がありません。これは致命的です。
15年間携わった実務は99%紙系制作なのです。
私が唯一アピールできることは、プライベートで作成し長年運営してきた旅サイトだけです。
そして私は15年の紙系制作実務経験と自身の旅サイトを携えて転職市場への旅をスタートさせました。
見知らぬ土地にある見知らぬ会社を訪問し初対面の人と出会い話をする。
それは本当に旅のようでした。
でも次から次にやってくるハードルはけっして楽ではありません。
書類選考、一次面接、ポートフォリオ(作品集)チェック、課題制作、2次面接、SPIテスト、作文テスト、性格検査、役員面接、社長面接。
スーツやパンプスを購入し美容院で身だしなみを整え、付け焼き刃にノウハウ本を読み望んだ面接やテスト。同時に「働くこと」についてもとことん考え抜きました。読んだ本は10冊以上、こんなにも考えたのは新卒以来です。
転職活動とは「自分を売り込む営業活動」。営業経験のない内勤クリエーターだった私にそれがうまくできるはずもありません。
それでも面接をクリアできたのは、15年で積み上げた作品群のポートフォリオと自身のWebサイトという武器のおかげでした。
結果、私は3社から内定を頂きました。
奇跡です。
(つづく)

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