2010年、 結婚したその年にぽぽんと妊娠するもぽぽんと流産してしまい早2年と半年が過ぎました。
今年、36歳。「高齢出産」と言われてしまうお年頃に達し、未だに子供をもうけていない私は少子化に一役かっている状態です。
別に「産まない」という確固たる意志があるわけでもないのですが、積極的に産もうという意識も働かないのは単純に毎日が忙しすぎてそういうことをじっくり考える時間がないからだったりする。
で、なんでそんなに忙しいのかと言えばその8-9割方は ”仕事” であって、なんでそんなに仕事にずっぽりなのかと言えば「明るい未来が見えない不透明な社会だから」であって(+ライフラークである旅をするためもある)、年金なんぞまともにもらえそうにないダークな老後像に危機感を抱きつつとりあえず今を必死で走っている、そんな感じでございます。
そして幸か不幸か最初から自分の”天職・適職”に就けたこともあり、自分の能力で勝負できる仕事環境も忙しいながらも気にいっていたりして、長時間労働に見合わないお給料ながらも満足度は低くはなく、この職種であれば仕方がないという諦めもあったりして、気がつけば入社13年という月日が流れているのであります。
産む意識が働かない理由には職場の影響も少なからずはある。生活のうちでもっとも多く過ごす場所である職場に子持ちの女性社員が皆無なのだ。そもそも独身女性が多い。結婚した女性はことごとく辞めていく。職場に子持ちで働いている女性の例がないため子供を持つイメージがわかないし焦ることもない。
でもたぶんそろそろ焦ったほうがいいころあいではあると思う。
産むのであれば、の話だけど。
残念ながら女性には産むタイムリミットってものがある。
それにもし37歳で産んだら、子供が成人する時私は57歳、オット君は60歳。
うひょーである。
小さな子供を見ればかわいいなーとか思うし、子供を産み育てるっていうのはそうとう大変なんだろうけれど1度しかない人生だしチャレンジしてみたいとも思う。
大好きな旅ができなくなるなという懸念もあるけれど、実は旅に出たくなるのは忙しすぎる仕事の反動でもあったりするので、もし産んだことで仕事をペースダウンすれば旅熱もちょっとクールダウンするのではという算段もある。
同時に「もしできなくてもそれはそれでいいかも」という思いもある。仕事もライフワークも充実していてやりたいこともいろいろあって現状でも生活は充実しているからだ。
■子供を産んでも仕事は続けたいが
子供を産んでも仕事は自ら辞めることはせず可能な限り続けたい考え。産休・育休を活用して計画的に復帰したい。
法的にはまったく問題のないこの希望だけど、必ずしもかなわないのが現実のよう。実際そういう社員がいないのだ。希望したけど叶わなかったのか、希望する前に無理と判断し自ら諦めたのか、それは解からないけれどハードルが高いことは事実である。
でも少なくとも「希望する前に無理と判断し自ら諦める」ことはしたくない。まずは実行してみる。できるかどうか、やってみなくちゃ分からないもの。やってみて無理だったら、変に会社にしがみつかずプランBに移ればいい。転職するとか、フリーランスになるとか、起業するとか、パートかアルバイトに出る(これはできれば避けたいけど最終手段)とか。
そんなライフプランニングをとりとめなく考えた平日のランチタイム

コメント
産むか産まないか、ジュリアス・シーザー並の問題だね。
確かに高齢出産は大変だと思います。
いくらさんが言う様に、子供が成人(20歳)した時、何歳だとか考えると怖いものもあるよね。
でも、産めるのなら私は子供がいても良いと思う。
そりゃ大変な事もたくさんあるし起こります。
(ウチの娘は中学2年の時、1年間教室に行きませんでした。でも、ちゃんと高校に行き就職もしました。)
決して楽ではないけれど、いい事だってあります。
>1度しかない人生だしチャレンジしてみたい
ここ大事ですね!
そう思うならぜひチャレンジしてみて下さい。
ロバさん
大先輩のお言葉、身に沁みます!ありがとうございます^^