インフルエンザなんて他人事だと思っていました。
この世に生を受けて35年、一度もかかったことがなかったのだもの。
だから、なんで毎年そんなに騒がれるのかよく分かっていなかった。
週明け21日月曜日はやけに乾燥していた。
オフィスの湿度計は計測不能なほど低く、肌はカサカサ。夜にはのども痛くなった。
22日火曜日、朝起きたらのどの痛みがひどくて、マスクをして出勤。
「私も風邪ひいちゃったみたいですー」
部署のリーダーは先週金曜日から週末にかけて風邪で休んだので、それに追随する形での風邪だった。
夜になって、体がほてりなんだか体調が悪化しているのを自覚。それでもいつも通り普通に遅くまで働いた。帰宅して熱を測ったら37.7だった。まぁちょっと高いね。
”明日AM歯医者予約しているけど、場合によっては内科だな”
23日水曜日、朝起きたらあきらかに体調が悪い。でも熱は少し下がって37.3だった。
”会社に行けなくはない感じだけど、やっぱ歯医者は延期して内科で見てもらってから出社しよう”
すぐ近所の小さな診療所へ。整形外科・内科・皮膚科・小児科を一人の医師が担当しているという病院でいつも混んでいる。忙しいせいか、熱はその場で測らず自己申告だ。
医者「熱はないからインフルエンザじゃないと思うけどね。検査する?」
”検査しなくてもわかりきってるぜ”と言わんばかりのものいいだったけど、普通の風邪じゃないとうっすら自覚していたので「はい」と答えた。
結果は、黒。インフルエンザA型だった。
「5日間は自宅で安静にして」
びくりした。5日間も会社休めってこと?
この瞬間にインフルエンザが騒がれる意味を本当に理解した。
すぐに会社に連絡。それから旦那さんにも。
インフルエンザに関するまともな知識を持っていないのでネットで調べる。
処方された薬「タミフル」は”異常行動を起こす”というニュースで覚えがあったので、これが噂の・・・となんだか新鮮だった。
インフルエンザにかかると38~40度もの高熱がでるのが普通らしい。そんなに熱が出ない私はちょっとおかしいのか、丈夫なせいか。そのせいであやうく誤審されるところだった。
5日間も休んだら支障がでるので、会社の同僚に頼んでクライアントのネットワークに入れるカードキーと進行中の仕事の原稿をバイク便で送ってもらった。これで自宅でも最低限の対応はできる。絶対今日中に提出しなくては案件がひとつあり、それだけはなんとしても済ませたかった。
旦那さまが心配して帰宅してくれた。うつっていたら心配なのでと念のため病院へ。
夕方になって熱が38度を超えた。やっとインフルエンザらしくなったというか、体のほてりと頭痛とと、こんな体調の悪い自分は数年ぶりでなんとも新鮮だ。一番ひどかったのは関節痛と筋肉痛。膝と、股関節と、肩と首と。これはウィルスと免疫力が戦ってる証拠なんだとか。ありがたいけどもっと穏やかに戦ってくれ。
ずっと横になっていると逆に体調が悪くなる感じがしたのでなるべく動いた。
それから仕事も。今日中の案件を無事提出してほっとした。顧客から私宛の問い合わせも来ていて、カードキーのおかげでこれも調べて対応できた。アクセスできるサーバーに過去のデータがPDFですべてアップしてあるのだ。新規案件の見積もりも作った。知り合いに頼まれているサイト作りも進めた。
横になっているより仕事をしているほうが体調がいい気がする。まさにワーカホリック。
体調が悪い時は、できるだけ元気に振舞う。
”病は気から”を信じている。
今回は明らかにウィルスによる病なんだけどさ、気の持ちようで回復力も違うと思うのだよね。
そのおかげかタミフルが効いたのか、翌日には熱は平熱になり関節痛も消え失せた。

コメント
いくらさんもとうとうインフルエンザの餌食になりましたか・・・。
流行しているよね。
こっち(群馬)がイチバン流行しているらしい。
私の周りも何人もやられている。
インフルエンザでは無いけれど、私も4日からつい最近まで風邪をひいていました。
歳とると治るものもなかなか治らくなっているね。
すごく感じる。。
体力が落ちている証拠だね。
病は気から!
そうは思っても体が付いていかないのが実情なんだろうね・・・。
おだいじに、インフルエンザ舐めちゃいけませんz
ありがとうございます
いくら、完全回復
みなさんもお気をつけて!