「理想の生活」を手に入れたその後

かれこれ15年前になる。
「理想の生活」というタイトルで書いた私のブログ記事がある。

Ideal Living 理想の生活

この中には現状と理想の1日のタイムスケジュールが書かれている。

9時に出社して18時に提示で上がる。家に帰ってプライベートの時間。
それを今は実現している。
この生活を手に入れたのは2度目の転職をした2017年。そのまま今に至っている。
やりがいも収入も安定雇用も失っていない。むしろやりがいも収入も増えたし、安定感も増した。
こういう世界があることを、当時の私は知らなかった。
いや、当時にはなかった時代の流れもある。

手に入れてみると、なんてことはない。
ただ、ストレスはなくなった、と思う。
この生活が普通になると、終電近くまで残業していた生活が、正直思い出せない。
その生活に戻りたいとは思わないけど、特段後悔的な感情もない。
あの生活は、それはそれで充実していたからだ。
懐かしい。

ほぼ定時で上がって、帰宅して、ご飯食べて、何をするでもなくのんびりする。
オット氏のやるゲームを眺めたり、スマホですっとSNSを見たり、最近は早く寝る。
手に入れた時間をさほど有効活用はしていない。
PCいじりもするけれど、昔よりは興味がうすれたか、ブログやSNSの更新頻度は激減した。

・もっと早く帰りたい
・もっと稼ぎたい
・もっと休んで旅をしたい
・もっと面白い仕事をしたい

昔は、そんな目指すべき未来があった。

でも今は、そういう目指すべきものが見えない状態。
満たされてしまったから。
残業は減り、収入は人生最高値に増えて、昇進したので誰かに管理されることもない。
有休休暇は自分で仕事を調整さえすれば、自分の承認で取れる。
就職氷河期の最底辺でスタートした社会人人生だったが、今は最高到達点にいると思う。

それは穏やかだけど、
平凡で、刺激がなく、つまらない。

人生、いちばん生きがいを感じるのは、
手に入れたい何かを求めて動いている時、その瞬間なのではないかと
思う。


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