今年の8月で35歳。キリがよいと言うだけなのに、大きな節目を感じる年齢です。
四捨五入すればアラフォーの仲間入り。
きゃー。
あと2ヶ月。
次のステージをいかに充実したものにするか。
ぼんやりと、いろいろと、考えてみたり。節目を前に人生のたな卸しみたいな。
仕事と家庭と趣味と。
仕事は7月から新しい期が始まる。同じ会社で働き続け勤続13年目。
相変わらず忙しく、帰りは早くて21時、遅くて午前様。
そんな生活を12年続けてきたわけですが。
「もし、毎日定時で夕方5時とか6時とかにあがれたら・・・」
きっと生活はがらりと変わる。心身に余裕が出来れば、今の企業戦士みたいな状態からもう少し家庭婦人らしさを身に着けられるだろうか。
不況、震災、年金、増税・・・
「とにかく働き続けなきゃ」と駆り立てられる理由はたくさんある。
”好きなことを仕事でしている”ことは本当に恵まれているけれど、かなりの時間を対価にしている。
35歳でもうひとつ心に引っかかるのは出産。
これを過ぎれば高齢出産に足をつっこむことになる。
初めての妊娠~流産からもうすぐ2年。
先日、女性がひとり育休あけて復職せず退職となった。
「預け先が無くて・・・」
仕事と育児、両立する気概だけあってもダメなのだ。
家で仕事が出来ればいいと思う。やろうと思えば出来る職種ではある。
でも独立はそう簡単なもんじゃないという現実も良く知っている。
昔から独立心を持っていて、大学をでて就職と同時によく「アントレ」や「独立辞典」なんて本を読んでいた。
たぶん両親が自営業でサラリーマンというものを知らなかったからだと思う。父、大工。母、飲食店経営。
そのため自営業の大変さを知っているし、実際サラリーマンになってみてサラリーマンがどれだけ優遇されているかを初めて認識した。特に社会保険の部分で、会社員であることの優遇度は自営と比べ物にならない。
5年前の話だけど、私は手術で入院することになり会社を3ヶ月間休職した。その間、お給料は保険から6割いただいた。なんと手厚い。しかも入院代も健康保険の「高額医療費制度」でかなりカバーされた。民間の医療保険などほんと入る必要などない。
その後、今度は母が手術で入院することになった。自営業だから入院している間お店は閉めることになり、その間の収入はゼロ。だからなかなか手術を決断できずにいた。(幸い腕の良い病院で早く回復したため、快調になってお店を再開している)
年金制度の明らかな破綻が見えている今、豊かな老後を過ごすための計画を早い段階から考えておかなくちゃ。別に長生きしたいとはそんなに思わなくて、短くても太い人生であれば良いと思っているけれど、長寿国日本に生まれ育っているからには備えは必要で。
年金があってもさらに夫婦で5000万円は必要なんだってサ。
必要なのは貯蓄もそうだけど、それよりも”会社に頼らず稼げるチカラ”だと思う。
60過ぎても現役のアーティストをリスペクト。
絵を描きたい。
世界中を旅して見てきたものたちを。
世界中を歩き回る元気な若者たちを。
次のステージで

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